マッサージのコツ

相手に寝てもらえる場合、マットやブランケットを敷いて準備しましょう。相手が座ることを希望する場合は、体を少し前に傾けてもらい、自分の体重をかけられるようにします。それからマッサージオイルを使う準備も怠らないようにしましょう。オイルを使わなければ余計な摩擦が発生してしまい、相手がそれに不快感を覚える場合があります。オイルやローションを使用すれば、自分も楽に手をすべらせることができます。初心者はオイルを相手の背中に付けてしまいますが、自分の手に付けることが大切です。体温でオイルやローションを温めるのも、相手に喜ばれます。

背中をマッサージする時のコツについてご説明します。手の平全体を使うのは肩を押す時と同様です。さする時は、親指の付け根の腹の部分を使うと上手に行えます。背骨に沿ってマッサージしますが、背骨自体は触らないようにします。筋肉を温めるため、徐々に下方に揉み解していきましょう。マッサージする人は、次第に前かがみになるはずです。手の平当てながら、ゆっくりと体重をかけると上手くいきます。最後にもう一度、手の平全体を使って優しく揉んであげましょう。